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ここでは各種グラウンドトリックを動画と共に解説しております。解説は私どもが、実際にトリックを行ってみての感想やポイントでありますが、個人により“クセ”や“体使い”が異なる為、以下に記載されている内容が、一般的に必ずしも正しいとは言い切れませんので御了承ください。又、技名に関しましても、同じ技であっても、地域によって異なる名で呼ばれていることもあり、一般的なコンセンサスが得られていない名前が使用されている可能性もありますが、御理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

※動画に関しての質問等に関しては、掲示板に書き込んで頂ければ、お答え出来る範囲でお返事したいと思います。 

掲示板
バックサイドノーズプレス

trick level ●●○○○○○

グラトリの基本的な技です。グラトリの登竜門とも呼ぶべき技でしょうか。
メイクのコツは、重心を軸足のやや外側に置くことです。膝を気持ち内側に入れて腰を軸足に乗っけるイメージです。アウトは270がクールだと思います。プレス中に上半身をアウトの方向にひねってからアウトします。この技に関わらず、滞空時間が短いグラトリにおいては、上半身の使い方が非常に重要になっていると思います。

フロントサイドノーズプレス

trick level ●●●○○○○

プレスの中では難易度が高い方に分類されると思います。板をフラットにしてエントリーに入った後は軸足に加重しプレスします。板を高く見せるコツは“後ろ足の蹴り出し”です。軸足より後ろ足を前方に蹴り出すことにより、驚く程、板が高くなります。この時、後ろ足の方向に板が流れていってしまう錯覚に陥りますが、実際はそれほど流されません。アウトはフロントサイトの90がクールだと思います。プレス中に上半身を反時計方向(レギュラーの場合)に十分ひねった後にアウトします。こうすることで比較的安定したアウトが可能になります。
ノーリーB1

trick level ●●●○○○○

ブラインドサイド180にノーリーとレイトを加えた技です。一重にB1と言っても、コンビネーションにより様々なスタイルが出ます。この技ですが、離陸時にしっかりとノーリーを意識すること、その際に、肩のラインを山側に開いてノーリーを掛けるのがポイントだと思います。着地後はノーマルなブラインドサイド180と同様に、両足がしっかり着地してから前を見ます。
フロントサイドテールスピン

trick level ●●●○○○○

スノーボードのノーズやテールを使ってのスピンはフラットスピンに比し、高回転が期待できます。この技はノーリースピンやオーリースピンの基礎となるものだと思います。比較的高速でもメイク出来るので単体でもスタイリッシュな技だと思います。
通常のテールマニュアルをした後、上半身を山側にひねります。その後、軸足で軽くジャンプする様なイメージで、板を一気に回し込みます。その後は雪面との摩擦で板は上半身と一緒に回転します。この繰り返しで技が成立します。慣れてくれば面白い様に板が回転するので、メイクして気持ちがいいです。

オープン360

trick level ●●●●○○○

ノーリーやオーリー等の“引っ掛け”を使用しないフラットスピンの中では高難易度に分類されると思います。この技はフラットなバーンでもギャップでメイクしてもかなりのインパクトがあります。初めは完全に板を一回転するのは困難なイメージがあるかもしれません。しかし、ちょっとしたコツで簡単に回れる様になると思います。
ヒールサイドターン中に上半身を山側までひねっておきます。タイミングを見計らって両足均等にジャンプし、板を一気に360°回転します。着地時の視線は離陸したときと同じです。つまり視線に限ってみれば空中での回転数はほぼ0°で回転が可能です。体全体を回転させるのではなく、体全体をバネのように使い、一気に板だけを回転させるのがコツだと思います。

ブラインド360

trick level ●●●●○○○

この技は、オープン360と反対でトゥーサイドターンからメイクします。オープンと反対方向から上半身を山側に十分ひねってから離陸します。両足均等にジャンプした後は、視線と板を同時に回転させます。オープン360は上半身を残すことで板の回転を生んでいたのに対し、ブラインド360は両手の位置を残すことで板に回転を産みます。従ってランディングした時には視線は前を向いていることになります。フラット360の体の使い方は、雪の上でなくても地上でも充分練習できるので、自宅でイメージをしっかりつかんでゲレンデに臨めば、短時間で習得が可能なトリックだと思います。
ノーリーブラインド360

trick level ●●●●●○○

オープン方向に板を一瞬回転させた後、ブラインド方向に360°回転させるトリックです。その変則的な動き故、他の同回転技に比べ難易度は若干高くなります。メイクのコツは“軸足にしっかり加重”することです。板を弾いたときは強い上半身の先行動作が必要ですが、その後の動きに関してはブラインド360に比べ注意する点は少なくて済むと思います。
オーリー540

trick level ●●●●●○○

当チームではオーリー540とノーリーブラインド360を異なるトリックと考え動画を公開しておりますので御了承下さい。オーリーはヒールサイドターン時、加重を一気にテールに加重させ板を弾くと同時に上半身をオープン側に入れ、スピンします。板を弾いた後の体の使い方はノーリーブラインド360とほぼ同じです。板を弾く際に腕を回転方向に強くかけると板の回転がついてくると思います。又、この時、上半身を“地球に対して垂直”に維持することを意識すると、綺麗なフラットスピンが可能となります。
ノーリーが不得意とするアイスバーンでのメイクを得意とし、両者を使い分けると雪質に左右されない安定したスピンが可能となります。

レギュラースタンス
ノーリー540

trick level ●●●●●○○

ノーリースピンの中で最も多用しているトリックです。ノーリーはヒールサイドターンから一気にノーズでブレーキをかけることにより発生する回転力でスピンします。メイクのコツとしては、エントリーに入ったらまず、軸足の膝を伸ばします。こうすることで板を弾いたときの反発力を体全体に伝える事が出来ます。板が90°回転した所でノーズに全体重をかけ板を弾きます。板がしっかり弾ければ540は比較的容易に回転します。視線を意識するより確実にノーズで雪面を捉えるのがポイントです。
ノーリーは雪質の影響を強く受けます。新雪やシャバ雪の様にノーズを引っ掛けやすい雪質では、メイクが容易ですが、アイスバーンの様な硬い雪質では、うまくノーリーがかからないことがあります。
ゲレンデでの雪質を見極めてオーリーとノーリー、属性に即したトリックをチョイスするとゲレンデ遊びが楽しくなると思います。

ノーリーブラインド540

trick level ●●●●●●○

ブラインドスピンは、回転の方向が板の進入方向と逆である点、難易度は高いですが、トリッキーに見えます。高回転を生み出すには、強い先行動作、速い進入スピードから繰り出される強い板の弾き、下半身のひねり込みが必要です。反動を利用する際にヒールエッジをかけすぎると、スピードが落ちてしまう他、体軸が山側に傾いてしまい、スピンとランディングが不安定になるので注意が必要です。
最後の180は下半身のひねり込みを意識します。以下の720系トリックにも同様の事が言えますが、視線や上半身の回転を意識しすぎると体軸のバランスが崩れる他、スタイリッシュさに欠けます。
板が360°回転した時点で視線を谷側に残し、下半身をひねり込むようにすると綺麗なトリックが可能となります。

レギュラースタンス
B1ノーズ720アウト

trick level ●●●●●●○

B1ノーズは、それをきっかけとして様々なトリックへの派生が可能です。連続技となるのでトリック時間が長く、非常にスタイリッシュだと思います。ノーリーブラインドと違い、勢いをつけての回転なので単発のノーリーブラインド540よりメイクし易いと思います。
又、この技は雪質を問わない上、高速でのメイクが容易なので、好きなトリックの一つです。
B1ノーズは視線を軸足の先端におきます。板が180°回転するまで我慢しオーリーをかけます。最後の180°は視線を山側に残し板をひねり込みます。回転に勢いが付いているのでランディング後は上半身でしっかりと板の回転を吸収するといいと思います。

オーリー720

trick level ●●●●●●●

オーリー720は、ヒールサイドターン時に加重を一気にテールへ移動させ、オーリーをかけると同時に上半身をオープン側入れスピンします。速度エネルギーが板を媒体として高さと回転力に変わるため、より高速での進入が重要であると思います。進入時にヒールエッジが強いと体軸が傾いてしまい転倒しやすくなるため、板の弾きをニュートラルに近い状態で行うと、空中姿勢とランディングが安定します。
これまでのトリック同様、最後の180°は視線を谷側に残し下半身をひねり込むことを意識します。

ノーリー720

trick level ●●●●●●●

ノーリー720をメイクするには、ノーリー540を身につけておく必要があります。いつもより勢いをつけてエントリーに入りノーリーをかけます。初めの540までは、ノーリー540の動きと殆ど変わりません。板が540回転した所で、視線を谷側に残し下半身をひねり込みます。初めは板がスライドし、ぎこちない技になりますが、飛び馴れてくると奇麗な技になります。板の回転ばかりを意識すると視線が先行し、肩越しに振り返る様なポジションになり、バランスが崩れてしまうので注意が必要だと思います。
先述のようにノーリーは雪質に大きく左右されます。新雪やシャバ雪では比較的トップが引っ掛かりやすくメイクが容易ですが、アイスバーンの様な雪質では、トップがうまく引っ掛かからず、板が540で止まってしまうこともあります。その日の雪質、地形を見極めてトリックを行うのもグラトリの重要な要素になると思います。

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